奈良旅行記その2

3.国立博物館と興福寺(9:30-11:30)

 今朝は6時半に起き早めの出発です。ホテルでパンとコーヒーの簡単な朝食を済ませてから、三条通を奈良公園方面へ歩きます。東向商店街との交差点を過ぎると上り坂となりやがて右側に猿沢の池が見えてきます。

 亀が気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。さらに興福寺方面へ歩いてき春日大社の鳥居を右へ曲がると奈良公園の中に立つ国立博物館が見えます。ここでやっと鹿を見ることができました。暑いせいかみんな木陰で草を食べています。奈良の国立博物館は今まで一度も入ったことがなかったので楽しみです。

4.奈良町・ウワナベ古墳を回り帰路へ(11:30-17:00)

元興寺
Fig. 7 元興寺
 国立博物館を出た後は、興福寺・猿沢池を通り江戸時代の街並みが残る奈良町へ。この辺りは道幅が細く車は入ってこられません。そこで、足漕ぎの自転車タクシーが活躍していました。

 民家を改築した「奈良町資料館」へ到着。ここには数々の古い民芸品があります。個人で管理されているそうでちょっとごちゃごちゃしているかも?赤いぬいぐるみのお猿さん、身代わり猿が玄関から所狭しとつり下げられていました。

 この後、奈良町界隈を散策し世界遺産に認定されている元興寺へ向かいます。このお寺はかつては奈良町全域を敷地とした大きなお寺だったそうですが、現在で極楽坊という一部が残っているのみです。

 しかし、本堂に使われている瓦は日本最古と言われ奈良時代のものだそうです。行基葺きと呼ぶ特殊な葺き方をした屋根である。また、この境内には蛙石と呼ばれる巨石がありました。



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