奈良旅行記その1

 9月初めに2連休が取れたので、奈良へ行ってきました。行き帰りは夜行バス、ホテルはビジネスの格安旅行です。奈良へ行くのは中学の修学旅行以来11年ぶり、大学生の間に行こうと思っていたのに果たせませんでした。

 ガイドブックを借り、ネットで下調べをして大体のコースを決めました。博物館が休みの1日目は、平城宮跡から秋篠寺、西大寺をめぐり近鉄尼ヶ辻駅近くの垂仁天皇稜まで歩くコース、途中歴史の道なる道しるべもあるらしい。2日目は国立博物館と興福寺を中心に奈良公園を回るコースを考えました。

宿泊:スーパーホテル奈良(新大宮駅徒歩1分)
シングル・禁煙・朝食付き4980円
交通:青春ドリーム京都奈良号(往復10000円)
往路:東京20:50発→奈良6:00着
復路:奈良20:00発→東京5:20着

1.平城宮跡と佐紀の古墳群(6:00-10:00)

朱雀門
Fig. 1 朱雀門
 午前6時、予定より少し早めにJR奈良駅へ到着。さっそく駅前のなか卯で朝食(親子丼490円)を取ります。偶然にも今夜泊まるホテル(スーパーホテルJR奈良駅前)の真下にありついでにホテルもチェック(あとで泊まるホテルを間違えていたことが判明するのですがf^_^; )。きれいそうで安心です。

 駅のロッカーに荷物を預け出発です。ユニークな形状の奈良100年会館を横目に三条大路を西大寺方面へ進みます。駅前にはあったビルはすぐに見えなくなりマンションやスーパーがちらほら見られる住宅地が続きます。

佐紀の古墳その1
Fig. 2 佐紀の古墳その1
 約20分歩き左折すると、朱に塗られた大きな朱雀門が見えてきました。広大な平城宮跡の原っぱにど~んと立つ様はなかなか壮観です。この朱雀門は10年前にもあったのでかなり前に復元されたようです。

 平城宮を北へ抜けると、佐紀町の古い街並みへ入ります。この辺りは道が細くよく迷いました。町並みを抜けると釣り堀に利用しているらしい池のほとりに古墳を見つけました(Fig. 2)。でも誰の古墳かは分からずじまいで西大寺駅へと向かいました。駅ビルのスタバでアイスコーヒーを飲みながらこれからのコースを検討、まずは孝徳天皇稜(Fig. 3)を見てから秋篠寺へ向かうことにしました。

2.秋篠寺・西大寺から尼ヶ辻方面へ(11:00-15:00)

佐紀の古墳その2
Fig. 3 佐紀の古墳その2
 西大寺を出て20分程で秋篠寺へ到着、南門から入り竹やぶに囲まれた参道を歩きます。途中右手には東塔の礎石(Fig. 5)が見られ趣のある写真が撮れました。本堂では「技芸天」などを鑑賞後、西大寺駅へ戻ります。

 ここで昼食を取った(5. 食事処参照)あと、西大寺へ向かいました。境内の池には鯉や蛙がいてまだまだ自然が残っているようです。講堂の大きさにも驚かされました。

秋篠寺(本堂)
Fig. 4 秋篠寺(本堂)
 歴史の道を南へ下り、東大寺大仏殿のモデルとなった本堂があるという喜光寺へ向かいます。さほど知られていないせいか見学者は自分以外にはおらず、静かに鑑賞することができました。この後、垂仁天皇稜を見てから近鉄尼ヶ辻駅へ出て電車で新大宮駅まで戻りました。

 ホテルにチェックインし、奈良の中心部へ向かいます。以前はすべて車でまわったので、三条通り周辺を歩くのは初めてなのです。夕食は三条通りにあるそば屋さん(5. 食事処参照)へ食べに行き、商店街を散策したあとホテルへと戻りました。
秋篠寺(東塔の跡)
西大寺(境内の池)
Fig. 5 秋篠寺(東塔の跡)
Fig. 6 西大寺(境内の池)



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