相撲蛙、寝転び蛙 善通寺

 2020年12月下旬に、香川県善通寺市を訪れました。寺院の境内で出会った石製の蛙を紹介します。

相撲蛙
Fig. 1 相撲蛙

▼ 気持ちのよい挨拶

 大阪駅からJR東海道本線、JR山陽本線、JR宇野線、JR本四備讃線、JR予讃線、JR土讃線を乗り継ぎ4時間で善通寺駅に到着。改札を出てロータリーを抜け、西方向に歩くこと10分の観光案内所でレンタサイクルを利用、自転車で周辺の散策を開始します。

 市役所併設の図書館で郷土資料に目を通し、陸上自衛隊善通寺駐屯地で資料館を見学後、讃岐うどんの製麺所で腹ごしらえ。市名、駅名の由来となった善通寺を訪問しました。

 自転車を止め、山門を入ると正面に建つ五重塔の立派さに圧倒。境内には多くの僧侶が行き交い、すれ違う度に気持ちのよい挨拶をしてくださいます。

観客蛙
Fig. 2 観客蛙

▼ 苔むし立体的に見える

 石蛙(Fig. 4)は、いろは会館に向かう道の左側に鎮座しています。土台の上に6匹の蛙があしらわれ、中央の2匹(Fig. 1)が相撲を取り、観客(Fig. 2、Fig. 3)が周りを囲みます。

 蛙は背中を中心にうっすらと苔むし濃緑色をしており、より立体的に見えます。躍動感のある蛙達にしばらく見とれていました。

 四国八十八ヶ所霊場75番霊場に指定されている善通寺を訪れた際に、ぜひ探してみてください。

寝転び蛙
石蛙(全体)
Fig. 3 寝転び蛙
Fig. 4 石蛙(全体)

善通寺 善通寺市善通寺町3-3-1


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