高石神社の石蛙@百合丘

 高石神社にある石製の蛙を見るため、2009年6月下旬に小田急小田原線で川崎市麻生区を訪れました。百合ヶ丘駅で下車し、北方向に歩を進め津久井道(つくいみち)を越えます。


3匹の石蛙@高石神社
Fig. 1 3匹の石蛙@高石神社
▼ 急な坂を登り、細い路地を歩く

 同駅は、1960年に完成した百合丘団地の住民のために同年に開業。その後、麻生区の行政、商業機能の多くは隣りの新百合ヶ丘駅に移り、現在駅の周辺は閑静な住宅街になっています。

 10分急な坂を登り、細い路地を左に折れると高石神社の案内が見えます。さらに80段の石段を登ると、正面に本殿が見えます。

 3匹の石蛙(Fig .1)は本殿の手前左側に並んで座っていました。小さな池に映りこむように高さ1 mの大きな石が置かれ、中央に蛙が彫られています。

蛙の絵馬@高石神社
Fig. 2 蛙の絵馬@高石神社
▼ ご利益のある3匹の蛙

 3匹の動物というと「見ざる、言わざる、聞かざる」の人生訓で有名な日光東照宮の三猿が思い浮かびます。こちらは腹部に赤い字で「若、銭、福」の漢字が書かれ、ご利益を表します。

 蛙達を拝めば、若さ、財産、幸せが返ってくるという意味のよう。手を合わせ神社を後にしました。

 蛙の絵馬(Fig .2)を購入できると思われる社務所は、残念ながら閉まっていました。新宿駅から鉄道で30分の百合丘地区を訪れた際は、ぜひ足を延ばしてみてください。

鳥居@高石神社
絵馬掛@高石神社
Fig. 3 鳥居@高石神社
Fig. 4 絵馬掛@高石神社

高石神社 川崎市麻生区高石1-31-1


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