湯西川温泉で若ガエル 日光

 2022年11月下旬に、栃木県日光市を訪れました。湯西川温泉の旅館で出会った石製の蛙噴水を紹介します。

蛙噴水(部分)
Fig. 1 蛙噴水(部分)

▼ 東京から鉄道、バスで4時間

 北千住駅から東武鉄道、野岩鉄道、日光交通バスを乗り継ぎ、4時間でおやど 湯の季(Fig. 4)に到着。チェックインを済ませ夕食までの間、温泉を楽しみます。

 最初に入浴したのは混浴露天風呂、壮健のゆ。暖簾(Fig. 3)をくぐり、脱衣場を抜けると左側に洗い場、右側に石造りの大きな浴槽があり、奥には小さな陶器風呂がありました。

 洗い場の近くには石台(Fig. 2)の上に乗り、口を大きく開けて水を噴射する石蛙(Fig. 1)がいました。大きさは幅60 cm×高さ100 cm×奥行き60 cm。

蛙噴水(全体)
Fig. 2 蛙噴水(全体)
▼ 姿勢よく、直立不動

 わずかに赤茶色を帯びた石で造られ、姿勢がよく、直立不動で両前足をしっかりと組んでいます。台座には「湯西川名水で、若ガエル、無事カエル」と彫られていました。

 アルカリ性単純泉の湯は肌に優しく、入浴後は穏やかな眠気が訪れ、夜はよく眠れました。また、館内では名水が飲み水と氷で提供され、十分な水分補給ができました。

 蛙が待つ自然豊かな温泉地を、訪れてみてはいかがでしょうか。

暖簾@壮健のゆ

おやど 湯の季
Fig. 3 暖簾@壮健のゆ
Fig. 4  おやど 湯の季

おやど 湯の季 栃木県日光市湯西川783


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