アルハラ・ヤダピョン

 2008年4月にアルハラ・ヤダピョンのコースターを送っていただけると聞き、アスク(イッキ飲み防止連絡協議会)さんにお願いしました。
アルハラ・ヤダピョン
Fig. 1 アルハラ・ヤダピョン

 10日余りで届いたのがこちらのコースター(Fig. 1)。それぞれ用途に合わせて両手を前に組んでお酒を断るカエル君が描かれています。

 大きさは縦13 cm×横10 cm程。カラフルな色合いとコミカルなコメントが特徴的。愛くるしい表情で、きっと(管理人も含め)お酒が飲めない人の見方になってくれることでしょう!

〜酔いの進行表〜(Fig. 2)
作用部分 大脳皮質 大脳辺縁 脳幹脊髄
ほろ酔い
@
酩酊
A
泥酔昏睡
B

人はなぜ酔っ払うのか?〜アルコール→アセトアルデヒド→分解〜

 ここで、酔いのしくみについて考えてみます。体内に入ったアルコールはADH(酵素)によってアセトアルデヒドに分解されます。この物質は、顔面紅潮・心拍数の増加など酔いの状態を作ります。またたんぱく質と結合してアルコール依存に影響するとも言われています。一方、アルコールも大脳皮質などに作用し、理性を低下させ感情を活発にします。

 アセトアルデヒドはさらにALDH(酵素)によって分解されますが、日本人の約半数は分解の働きが弱い不活性型であるため、酔いの状態が長く続くことになります。また、アルコールも過度な摂取をすると、大脳辺縁から脳幹・脊髄へと麻痺する部分が広がり、酩酊から泥酔・昏睡へと危険な状態に進行してしまいます(Fig. 2)。

飲み過ぎには十分注意して、楽しい飲み会にしたいものですね!


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