2021年5月中旬に和歌山市を訪れました。市内中心部を流れる和歌川の右岸に立てられた、蛙が画かれた看板を紹介します。
Fig. 1 蛙看板(部分) |
▼ 人通り少なく静かな雰囲気
JR阪和線の終着駅、和歌山駅から西方向に散策を開始。駅周辺は歩道にアーケードが付いた飲食店街があるものの、人通りは少なく、静かな雰囲気です。
歩を進めると、周囲はホテルやオフィスから戸建て住宅に変わり、路地では家族で遊びに興じる姿が見られました。しばらく直進すると、和歌川(Fig. 4)に突き当たります。
Fig. 2 蛙看板(全体) |
▼ ポイ捨ての空き缶に驚く
白い金属製の柵が続く一角に、川面に降りる仮設の階段(Fig. 3)が設けられ、「ポイ捨て禁止」を呼びかける金属製の看板(Fig. 1、Fig. 2)が取り付けられていました。蛙は蓮の葉の上におり、ポイ捨てされた空き缶に驚き、「ここにゴミをすてないで!!」と訴えます。
海に近い下流域には、残念ながら看板に画かれているような蛙は見当たりませんでしたが、きれいな水辺環境の維持に協力しようと誓い、和歌川を後にしました。
Fig. 3 仮設の階段と蛙看板
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Fig. 4 和歌川
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蛙看板 和歌山市南材木丁1丁目