ベトナムのかえるギロ

2004年11月にベトナム・カンボジアを旅行したときに購入した、カエルの楽器を紹介します。 Fig. 1　かえるギロ 　この楽器はギロ（guiro）と呼ばれるもので、木に刻み付けられギザギザの部分を棒でこすって音を出します。主にラテン音楽で使われるらしいのですが、ベトナム・タイなどではこのカエル型のギロ（Fig. 1）を雨乞いの儀式に使うそうです。 　カエルは空をつかさどる王様の叔父なのだとか。 　口にくわえている棒で背中のギザギザを擦ると、お腹の部分がくり貫かれているため思った以上に大きな鳴き声を出します。鳴き声は、コロコロ・・・もしくはゴロゴロ・・・といった感じ。 　写真のものはシェムリアップ（カンボジア）※のオールド・マーケット（市場）で購入しました。大小合わせて5ドル、大きな方はW8.0×D13.0×H9.0 (cm) 、小さい方はW4.0×D6.0×H4.0 (cm) あります。大小合わせて鳴かせれば「カエルの合唱」ができるかもしれません。 ※シェムリアップ・・・カンボジアの北西に位置し、世界的な歴史遺跡・アンコールワットの玄関口として知られている。首都のプノンペンからは60 Kmほど。日本からはホーチミン（ベトナム）経由の空路とタイ国境を越える陸路（バス）が主要な入国経路。 カンボジアに関しては以下ののHPがおすすめ。 エデンの彼方を探しに行こう（静寂のカンボジア）