六辻水辺公園の蛙達

 2011年10月下旬にさいたま市南区を訪れました。水辺公園で出会った蛙達を紹介します。

金属蛙@根岸小橋
Fig. 1 金属蛙@根岸小橋

▼ 名前に浦和が付く駅は8つ

 JR京浜東北線に乗り、東京駅から約40分で南浦和駅に到着。乗換駅のためか乗降人数が多く、この駅止まりの電車をよく見かけます。

 ちなみに名前に浦和が付く駅は全部で8つ。それぞれ埼玉高速鉄道の浦和美園駅、JR京浜東北線の南浦和駅、浦和駅、北浦和駅、JR武蔵野線の西浦和駅、武蔵浦和駅、東浦和駅、JR埼京線の中浦和駅です。

 なお、南浦和駅にはJR武蔵野線、武蔵浦和駅にはJR埼京線も停車します。大宮市との合併で浦和市がなくなった今、駅名にその名残をとどめています。

蛙タイル@大境橋
Fig. 2 蛙タイル@大境橋
▼ 様々な蛙が集まる水辺公園

 改札を出て南西方向に歩を進めると約5分でさいたま市文化センターに到着。隣接する南浦和図書館でひと休みし、先に進みます。

 全長約85 kmに及ぶ見沼代(みぬまだい)用水の西縁である辻用水は、南区の南部を東から西に流れ笹目川に注ぎます。JR京浜東北線の西側は六辻(むつじ)水辺公園(Fig. 4)として整備され、穏やかな人工の水路を眺めながら散策ができます。

 六辻とは戦前に浦和市と合併する前の付近の町名で、6個の集落で町が形成された事ともっとも大きな集落が「辻」だった事から命名されました。その辻1丁目に複数の蛙と出会える場所があります。

 金属製の蛙(Fig. 1)が2匹、水路にかかる根岸小橋の欄干におり、同じく大境橋の近くに小学生が作成した蛙が大きく画かれたタイル(Fig. 2)が歩道に埋め込まれています。

 さらに石蛙(Fig. 3)が山富士商事の店頭に置かれていました。いつまでも人や蛙が集まる自然豊かな水辺が維持される事を願います。

石蛙@山富士商事
六辻水辺公園案内図
Fig. 3 石蛙@山富士商事
Fig. 4 六辻水辺公園案内図

根岸小橋@六辻水辺公園 さいたま市南区辻1-11


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