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2012年3月下旬に、京都市南区の東寺を訪れました。境内で出会った3匹の蛙を紹介します。
▼ 京都駅から南西方向へ 京都駅八条口を出て南西方向に歩きます。レストランやシネマコンプレックスがあるイオンモールKYOTOを抜け、大宮通の横断歩道を渡ると北東の入口、慶賀門に到着します。 東寺は、796年に桓武天皇によりに造られ、空海により整備されました。講堂には空海の教えを具現化した21体の仏像群、立体曼荼羅があり、観覧者を圧倒します。 蛙は宝蔵を囲む堀にいました。堀の中央に島のように浮き出た石があり、3匹の蛙(Fig. 1)がしがみついています。
▼ 小野道風の言い伝えを表す 大きさからヒキガエルと思われます。水位によって水上に見える数が異なるようで、訪れた日は、3匹目の蛙が水面から頭を少し出している状況でした。 石の近くには柳が植えられおり、小野道風の言い伝えを表しています。また、小野道風ゆかりの柳と書かれた看板(Fig .2)が据え付けられています。 柳の木は、五重塔を望む瓢箪池に植えられていましたが枯れてしまい、株分けされた柳が宝蔵の堀に植えられ現在に至ります。京都を代表する古刹、東寺を訪れた際はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。 東寺 京都市南区九条町1、075-691-3325 |