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2008年10月中旬に京都嵐山を訪ねました。京都五山の名刹・天竜寺にある泉で、陶器製の蛙たちに出会いました。
京都駅からJR山陰本線で馬堀駅へ、徒歩10分ほどのトロッコ亀岡駅から嵯峨野観光鉄道に乗りトロッコ嵐山駅で降ります。途中、眼下に保津川の絶景を望むことができました。 駅からすぐの大河内山荘から常寂光寺、清涼寺と回り最後に天竜寺を訪れました。 室町時代の僧・夢窓疎石が作った庭園(Fig. 1)は、曹源池(そうげんち)を中心とした貴族(木々の緑や嵐山の借景)と禅宗(白砂)の文化が融合した傑作で、世界遺産にも指定されています。「曹源」とは、すべての根源を意味する「曹源一滴」に由来しています。
観音様は中国より伝来したもので、夢窓疎石が南北両朝の平和に尽くした事から「平和観音」と呼ばれているそう。 泉は地下80 mから湧き出ていて、その水を飲む者は愛と幸せを受けることから「愛の泉」と呼ばれています。 泉に蛙が置かれている理由は分かりませんが、以前は中央の蛙1匹だけだったそうなので、ごく最近になって設置されたもののようです。 ユーモラスな蛙たちの表情を見ていると心が和みます。嵐山を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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