2009年4月末に、北海道札幌市訪れました。手稲区にある蛙コレクションであふれた喫茶店を紹介します。
Fig. 1 がま記念館店標識 |
▼ 2体のケロちゃんがお出迎え
札幌駅から函館本線小樽方面行きに乗り、約20分で手稲駅に到着。北口から徒歩で前田森林公園を目指します。
前田森林公園は、1980年代に市の計画で人工的に作られた広大な敷地をもつ公園です。公園の中央を流れる運河や整列した針葉樹林を眺めていると、ヨーロッパの庭園にいるかのような気持ちになります。
しばらく園内を散策したのち、徒歩で喫茶がま記念館に向かいます。四方に規則正しく家が並んでおり少々迷いましたが、巨大な2体のケロちゃん(Fig. 2)を見つけ、ここが目的地と確信しチャイムを鳴らします。
Fig. 2 2体のケロちゃん |
▼ 5000点の展示に圧倒
迎えてくださったのは、館長の佐藤真理子さんと秀正さん夫妻。しばらく室内の蛙コレクションを鑑賞したのち、応接間でランチをいただきます。
メニューにはカレーライスやハヤシライスがありましたが、北海道の海の幸を楽しめる日替わりランチにしました。食後のコーヒーをいただきながら、お話を伺います。
館内に展示できるのは5000点ほどで、残りの5000点は倉庫に保管しているそう。展示品の中には、インドネシアの木製蛙など自宅で見覚えのあるものもありました。
北海道を訪れた際は、暖かな人柄の佐藤夫妻とたくさんの蛙達に会いに行ってみてはいかがでしょうか。
Fig. 3 応接間と蛙コレクション
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Fig. 4 喫茶がま記念館外観
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喫茶がま記念館 札幌市手稲区前田10条19-9-18