|
2016年4月下旬に東京ディズニーランドを訪れました。船に乗り世界を巡るアトラクション「it's a small world(小さな世界)」で、蛙の人形を見つけたので紹介します。
このアトラクションは、1964年にアメリカニューヨークのブラッシング・メドウス・パークで開催された万国博覧会で誕生しました。 ユニセフから平和の理念を表現するアトラクションの制作を依頼されたウォルト・ディズニーは、喧嘩をしてもすぐに仲直りし、国や地域が違っても手を取り合える子供達こそが平和に相応しいと考えます。 全体のデザインをメアリー・ブレアに、テーマソングをシャーマン兄弟に、衣装のデザインをアリス・デービスに依頼したアトラクションは好評を博し、1966年にカルフォルニア州アナハイムのディズニーランドに移設されました。更に1971年、フロリダ州オーランドに開園したウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のマジック・キングダムにも造られました。
その後、東京、パリ、香港のディズニーランドにも造られ世界中の子供達とかつて子供だった大人達を楽しませています。東京のアトラクションはフロリダとほぼ同じ内容で、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中南米、オセアニアの順に世界の国々を船で旅します 蛙はアフリカエリアの冒頭に3匹登場(Fig. 1)し、緑色の水玉模様が特徴的です。頭を上下に振りながら乗客を楽しませてくれます。 子供達が色とりどりの衣装を身にまとい、楽しげに踊る様子は、小さな平和な世界そのものです。 |