2021年4月中旬に、大阪府吹田市を訪れました。ため池の畔に掲示されている蛙が画かれた看板を紹介します。
Fig. 1
蛙看板 |
▼ 大小4つのため池が点在
大阪駅からJR東海道本線(京都線)に乗り、3駅で吹田駅に到着。北側にはアサヒビールの工場、南側には商業地が広がります。
改札から南北を結ぶ地下道を通り、北側の出口から地上に上がります。入り組んだ路地を北東方向に20分歩くと、大小4つのため池が点在する原町地区に着きます。
このうち、最も面積が大きいのは、千一(せんいち)コミュニティセンターの近くにある新からま池(別名馬池)(Fig. 4)。周囲を金属製のフェンスに囲われ、所々に「魚釣り禁止」(Fig. 3)や「いけであそんではいけません」(Fig. 2)などの注意を喚起する看板が掲示されています。
Fig. 2 子ども看板 |
▼ きれいな街づくりに貢献
そのようななか、「ゴミ・空かんは持ちカエル」と書かれ、空きかんやビン、袋などを両前足で抱えるカエルの姿が画かれた看板(Fig. 1)に出会いました。真顔でまっすぐな眼差しをして見つめられると、決してゴミのポイ捨てはするまいという気持ちにさせられます。
同じ原町にある宮が谷池でも同じデザインの看板を見かけました。池の回り以外でもマナーを守り、きれいな街づくりに貢献したいものです。
新からま池(別名馬池) 吹田市原町2-11
宮が谷池 吹田市原町2-28