坂戸神社の石蛙

 2017年8月上旬に、千葉県袖ヶ浦市を訪れました。JR内房線袖ヶ浦駅近くの、坂戸神社で出会った石製の蛙を紹介します。

石蛙@坂戸神社
Fig. 1 石蛙@坂戸神社

▼ 静かな海辺の街並み

 紺色とクリーム色、ツートンカラーのE217系電車に乗り、東京駅から約50分で千葉駅に到着。ここでJR総武本線と、蘇我駅でJR外房線と別れ、右側に東京湾を臨みながらJR内房線を進みます。

 平日午前中の袖ヶ浦駅周辺は、人通りが少なく、静かな街並みが広がっています。寿司屋や海鮮料理屋が多く、海辺の街である事を実感させられます。

 南東方向に約10分歩くと、右側にこんもりと木々が茂る森が見えてきます。北側の参道から鳥居(Fig. 3)をくぐり、約100段の石段を上ると、本殿(Fig .2)に到着します。

本殿@坂戸神社
Fig. 2 本殿@坂戸神社
▼ 大きく開いた口と大きな目

 途中、鳥居をくぐり、約30m石段を上った左側で、石灯籠の笠に置かれた石製の蛙に出会いました。大きさは、幅約30cm×高さ約30cm×奥行き約30cm。

 うっすらと苔が生え、緑がかった表面の色が、蛙らしさを際立たせています。石灯籠は、地震による倒壊を避けるためか、上部と下部に分離して置かれていました。

 辺りを飛び交う蚊に刺されないよう気を付けながら写真を撮影し、お参りをしてから、神社を後にしました。駅に向かう途中、青色が鮮やかなアサガオの花が満開でした。

 千葉駅に向かう上り電車は、かつてJR京浜東北線などで活躍した青色と黄色、ツートンカラーの209系。久しぶりの再会に懐かしさを感じつつ、時の流れの早さが身にしみました。

 温暖で色鮮やかな自然があふれる、袖ヶ浦市を訪れてみてはいかがですか。

鳥居@坂戸神社
アサガオ@袖ケ浦市
Fig. 3 鳥居@坂戸神社
Fig. 4 アサガオ@袖ケ浦市

坂戸神社 袖ケ浦市坂戸市場1441


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