蛙キャラクター@聖天下

 2020年6月上旬に大阪市西成区を訪れました。阪堺電気軌道阪堺線沿いの路上で見つけた蛙のキャラクターを紹介します。

看板(全体)
Fig. 1 看板(全体)
▼ ローカル線が走る田舎のよう

 大阪メトロ堺筋線に乗り、終点の天下茶屋駅で下車。東方向に延びる天下茶屋駅前商店街を約5分歩くと、阪堺線(Fig. 3)北天下茶屋電停(Fig. 4)に到着。枕木の間から草が顔を覗かせ、錆びた看板や古びたホームを見ると都会にいながら、ローカル線が走る田舎にいるような錯覚に陥ります。  

 踏切で線路を渡りすぐに左折し、両側に戸建て住宅が建ち並ぶ道を北方向に歩きます。約10分歩いた右側に、頭上に虹がかかり、にっこりと笑う蛙が画がかれた看板(Fig. 1、Fig. 2)を見つけました。

看板(部分)
Fig. 2 看板(部分)
▼ 虹は多様性の象徴

 聖天下(しょうてんした)就労支援センター、にじいろのカエル(以下、にじいろ)は、障がい者の就労支援サービスを行う施設。当該サービスは、移行支援と継続支援に大別され、継続支援はA型とB型に細分されます。

 にじいろはB型にあたり、非雇用型の就労継続を支援し賃金が発生しない移行支援と雇用契約を伴うの就労継続を支援するA型の中間に位置します。

 虹は多くの色彩をもつことから多様性の象徴であり、障がい者を始め多種多様な人々が皆、充実した生活が送れることを願い、帰路につきました。

阪堺線700形
北天下茶屋電停@阪堺線
Fig. 3 阪堺線700形
Fig. 4 北天下茶屋電停@阪堺線

にじいろのカエル 大阪市西成区聖天下1-8-17-1階、06-6625-8812


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