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2016年5月下旬に宮城県塩竈市を訪れました。小松崎地区にある丘の上に建つ塩竈市立第二小学校の近くで見つけた石製の蛙を紹介します。
▼ 仙石東北ラインに乗って JR仙台駅から仙石東北ラインの快速列車に乗り、約15分でJR塩釜駅に到着。ロータリーを抜け北方向に約10分歩くと、遥か上に続く石段と赤く大きな拝殿が目に入ります。 塩竈の街を見守るように造られた鹽竈神社にお参りした後、JR本塩釜駅に向かい歩を進めます。塩竈市立第二小学校に続く坂道を登ると、眼下に陽に照らされてキラキラと輝く海(Fig. 2)が目に入ります。
▼ 震災からの復興を目指して 校庭に続く道の左側にホースを巻かれた状態で置かれている石蛙(Fig. 1)を見つけました。子蛙を1匹背負っています。 東日本大震災では、JR本塩釜駅の近くに高さ約2.3 mの津波が押し寄せ、65名の尊い命が失われました。石蛙親子の目にも津波の様子ははっきりと刻まれた事でしょう。 塩釜港では、5年を経過した現在も復興に向けた工事が行われ、ダンプカーやクレーン車が忙しそうに動き回っていました。
塩竈市立第二小学校 塩竈市小松崎10-1 |