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2012年5月に川崎市中原区にある京浜伏見稲荷神社を訪れました。東急東横線新丸子駅から徒歩約5分、武蔵小杉駅から徒歩約10分で到着します。
▼ 駅前の商店街を歩く 新丸子駅前から続く商店街を東方向に進み、綱島街道に突き当たる1本手前の道を右折します。小料理屋や飲食店が点在する路地を歩いていると、右手に大きな朱色の鳥居(Fig. 2)が見えてきます。 伏見稲荷といえば京都にある伏見稲荷大社が総本宮。境内に幾重にも連なる鳥居は圧巻です。ここ京浜伏見稲荷にも約10 mですが、16個の連なった小さな鳥居を見る事ができます。
この神社の特徴は、全部で108匹いるという、狐の像。各々ユニークなポーズを取っていて、1匹として同じ姿の狐はいません。 そんな狐達の中に蛙(Fig .1)が1匹混じっているのを見つけました。やや青みがかった濃い緑色をしていて、白や黄色が多い狐の群れの中でよく目立ちます。 中原区は、区内を横断する江戸と平塚を結ぶ中原街道に由来して名付けられました。他にも府中街道、綱島街道と3本の道が交差する武蔵小杉周辺は江戸時代から交通の要所でした。 近年も高層マンションの建設や、JR横須賀線の新駅設置で更なる発展が期待される武蔵小杉を訪れてみてはいかがでしょうか。その際は蛙と狐が待つ京浜伏見稲荷神社にも足を延ばしてみてください。 京浜伏見稲荷神社 川崎市中原区新丸子東2-980
■ 参考書籍
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