石蛙@旧中山道守山宿

 2019年10月中旬に、滋賀県守山市を訪れました。旧中山道の道端で見つけた石製の蛙を紹介します。

石蛙@エクレール西井
Fig. 1 石蛙@エクレール西井

▼ 旧家が建ち並ぶ一角

 守山駅西口ロータリー(Fig. 4)の北側を通る旧中山道は、江戸時代に守山宿の本陣があり、町家うの家(け)や中山道街道文化交流館(Fig. 3)など旧家が建ち並ぶ一角を過ぎると、左右には現代的な一軒家やマンションが多くなり、住宅地の様相を呈してきます。

 交通量の多い琵琶湖大橋取付道路を渡り、さらに北東方向に約200 m進むと右側に金属製の案内板と石蛙(Fig. 2)が目に入りました。 案内板に書かれている「エクレール西井」は、右奥に建つマンションの名前。

金属製の案内板と石蛙
Fig. 2 金属製の案内板と石蛙

▼ 満面に笑みをたたえて

 石蛙(Fig. 1)は一軒家の壁に背を向け、マンションの方向を口で指し示すように斜めに鎮座しています。大きさは幅約50 cm×高さ約50 cm×奥行き約70 cm。

 左右に口を大きく開き、にんまりと笑っているようです。野洲川や三津川など河川が多い事に因んで置かれたかどうかは定かではありませんが、これからも道行く人に笑顔で元気を与え続けてくれる事でしょう。

中山道街道文化交流館
守山駅西口ロータリー
Fig. 3 中山道街道文化交流館
Fig. 4 守山駅西口ロータリー

エクレール西井 守山市吉身5-5-6


inserted by FC2 system