2018年12月下旬に、宮城県仙台市を訪れました。乗車したバスの車内で蛙が登場する広告を見つけたので紹介します。
Fig. 1 広告@仙台市営バス |
▼ 重要な役割を担う市営バス
仙台市営バス(Fig. 3)は、仙台駅東口などを起点に100以上の系統が日々運行されています。市民の足として重要な役割を担っているものの、赤字経営となっているようで車内に置かれていたチラシには路線ごとの赤字額と、なるべく公共交通機関を利用する旨の呼びかけが記載されていました。
今回乗車した、仙台駅駅前〜南光台三丁目南、春日町〜青葉通り一番町駅、荒井駅(Fig. 4)〜卸町東五丁目北の各区間を走るバス車内で、楽々亭コーザ君なる蛙(Fig. 2)が右下で扇子を持つ広告(Fig. 1)が、運転席の後ろに貼られていました。広告主は、仙台市。
Fig. 2 楽々亭コーザ君 |
▼ 国保の運用改善を願う
国民健康保険(以下、国保)の手続きを呼びかける内容です。会社などの健康保険に加入していない、自営業者や非正規雇用者が多く加盟していますが、近年国庫補助金の割合が削減されたため保険料は上昇傾向にあります。
2018年には市町村に加えて都道府県も運営に加わり、市町村は加入者からの徴収をより強く求めていく必要が出てきました。この広告でも、転入、転出、異動、社会保険の脱退または加入の4種類のケースで手続きが必要な旨、蛙のイラスト付きで分かりやすく紹介しています。
楽々亭コーザ君を始め、蛙のキャラクター達の活躍で、国保の徴取率が上がり、運営が改善される事を願います。
Fig. 3 仙台市営バス
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Fig. 4 バスターミナル@荒井駅
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仙台市交通局 仙台市青葉区木町通1-4-15、022-224-6839