蛙マンホール@札幌

 2018年4月下旬に、札幌市白石区を訪れました。下水道に設置されている蛙が画かれたマンホール(公共ます)を紹介します。

蛙のマンホールその1
Fig. 1 蛙のマンホールその1

▼ 汚水用と雨水用

 大通駅から市営地下鉄東西線に乗り、約20分で南郷18丁目駅に到着。北東方向に約10分歩き、札幌市東部下水管理センター(Fig. 3、Fig. 4)に着きました。

 事前に電話で問い合わせたところ、蛙のマンホール(Fig. 1)を見せてもらえるとの事。昼休み中でしたが、親切に対応していただけました。

 下水道には、汚水用と雨水用の2種類があり、両者が途中で合流する合流式と処理場まで別れたままの分流式があります。早くに下水道が整備された中央区、北区の大部分は合流式ですが、後から整備された南区、厚別区、清田区はすべて分流式です。

蛙のマンホールその2
Fig. 2 蛙のマンホールその2
▼ 雨の中、にこにこと笑う

 私有地に設置され、下水道局が管理する公共ますは、塩化ビニール製とコンクリート製の2種類があり、蛙が画かれているのは、塩化ビニール製の雨水用。マンホールには雨の中、にこにこと笑う蛙とオタマジャクシがあしらわれています。

 下水管理センターを後にし、北側を北西方向に通る札幌自動車道の高架下を約10分歩いた歩道の右側で、実際に使用されている蛙のマンホール(Fig. 2)を見つけました。札幌市南部に多い分流式下水道の整備区域を訪れた際は、蛙のマンホールを探してみてはいかがでしょうか。

札幌市東部下水管理センター
札幌市東部下水管理センター
Fig. 3 札幌市東部下水管理センター
Fig. 4 札幌市東部下水管理センター

札幌市東部下水管理センター 札幌市白石区本通20丁目北2-11


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