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2021年3月下旬に、福島区民センターで開催されたドラマ「やさしい花」の上映会に参加しました。
▼ 演題 「やさしい花」上映会
福島区と西淀川区の子育て関連団体と中央区のマーケティング、コンサルテーション関連の会社が協力してイベントを開催。雨風が強い悪天候にも関わらず、定員の20名に近い参加者が集まり、関心の高さを実感しました。 大阪市では2009年と2010年に、それぞれ西淀川区と西区で児童虐待事件が発生し、3人の幼い命が犠牲になりました。ドラマ「やさしい花」は、これらの事件を含め様々な取材を元に制作され、2011年にNHKで放映。 ▼ 子育て中は、目の前のことに夢中 その後、大阪市を始め各地で上映会が開催されてきました。途中、若い母親が幼い子供を叱責する場面では、思わず目を背けたくなりましたが、周囲の助けよう、見守ろうとする様々な働きかけにより、明るい兆しが見えたところでエンディングを迎えます。 視聴後、3人ずつ5つのグループに分かれて、もし自分が母親だったらどう感じるか、周りにそのような親子がいたら自分はどうすればよいか、話し合いました。子育て中は、目の前のことに必死、夢中で周りが見えづらく、誰も自分のことを分かってくれない、周りに迷惑をかけていないか心配だといった感情を持ちがちです。 ▼ 子供だけでなく親も守る その上で、周りの人達は、子供だけでなく親も守る、助けるという気持ちを持つ、おかえりなどの挨拶、声かけをするといったことであれば、すぐにできそうです。グループでの話し合いや全員での気付きの共有を通じて、暖かい気持ちをもつことができました。
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