岡山鉄道施設巡り

 2021年、岡山、倉敷、津山と岡山県内の都市を巡り、鉄道関連の施設を訪ねました。

和食メニュー
Fig. 1 和食メニュー

▼ JR貨物食堂

 岡山駅南口からJR山陽本線沿いに南西方向に歩くこと20分。岡山機関区の敷地にあるJR貨物食堂は、関係者以外でも利用が可能です。

 平日の朝に伺うと、先客は2名。この時間はメニューが1つだけだよ、と言いながら出迎えてくださったのは、中年男性の店員。メインの塩鯖、味噌汁、白飯などを手際よくトレイに並べ、素早く提供してくださいます。

 美味しい和食メニュー(Fig. 1)を完食すると、コーヒー飲んでいきなとの声が。セルフサービスでカップにホットコーヒーを注ぎ、古き良き社員食堂の雰囲気を堪能し、店を後にしました。

鉄橋@玉島臨海鉄道
Fig. 2 鉄橋@玉島臨海鉄道
▼ 玉島臨海鉄道未成線

 JR山陽本線新倉敷駅(旧玉島駅)と玉島地区南部の工場を結ぶ予定だった玉島臨海鉄道。1960年代に鉄橋などが敷設されたものの、列車が走ることはありませんでした。

 溜川の近くで2ヶ所、河川にかかる鉄橋(Fig. 2)を見つけました。両方とも単線分の橋しかありません。

 営業運転されていれば、近くを走る水島臨海鉄道のように近隣住民の足としても利用されたかもしれません。

キハ181系
Fig. 3 キハ181系

▼ 津山まなびの鉄道館

 岡山バスセンターから高速バスに乗り、1時間で津山駅に到着。西方向に15分歩くと、旧津山機関区の扇状機関車庫(Fig. 5)を利用してディーゼル車を展示する津山まなびの鉄道館に着きます。

 キハ181系(Fig. 3)やキハ33形など、図鑑でしか見たことのなかった国鉄時代のディーゼル車の数々に間近で触れあえます。他にも、津山駅周辺を走るJR津山線やJR姫新(きしん)線を再現した鉄道模型ジオラマや振り子電車のしくみなど、バラエティに富んだ展示が満載で、これで入場料300円は安いと感じさせる内容でした。。

留置線@津山駅
扇状機関車庫
Fig. 4 留置線@津山駅
Fig. 5 扇状機関車庫

JR貨物食堂 岡山市北区西島田町2-1
玉島臨海鉄道未成線 倉敷市玉島
津山まなびの鉄道館 津山市大谷

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