韮山散歩〜 その1

2004年7月4日、2連休が取れたので親の実家がある静岡県田方郡韮山町へ行ってきました。韮山は伊豆半島の真ん中より少し上の辺り、三島市の南にあり、回りを山に囲まれた田畑の多いのどかな町です。しかし、鎌倉幕府を築いた北条氏の発祥の地であったり、日本最古の大砲炉、反射炉が残る歴史的に重要な土地なのです。

伊豆長岡駅
Fig. 1 伊豆長岡駅
0.伊豆長岡駅(10:00)
駅のバスターミナルから続く道を狩野川方面へ進みます。5分ほどで狩野川にかかる千歳橋に到着、橋を渡れば温泉で有名な伊豆長岡町へ行けます。今回は橋を横目に右折、狩野川沿いの道を歩きます。やがて10分ほどで狩野川の支流、古川へぶつかります。この川は源頼朝が北条政子と結ばれる前に付き合っていたとされる伊東祐親の娘、八重姫が身を投げたとされています。川幅は小さいですが、草が生い茂り自然が残された川で鯉も放流されています。

八重姫供養塔
Fig. 2 八重姫供養塔
1.真珠院(10:30)
第一の目的地、真珠院はこの古川沿いにあります。新しく立派な山門をくぐると本堂と石製の十三重の塔が出迎えてくれます。このお寺の見所は静姫の供養塔でしょう。墓地の右側、一段高くなったところに見られます。また、この時期はアジサイが咲いていて綺麗でした。



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