新潟で鉄道と食を楽しむ

 2022年3月下旬と9月下旬に新潟県を訪れました。快適な観光列車と現地でいただいた美味しいご飯を紹介します。

海里
Fig. 1 海里
▼ プライベート感を味わう

 東京駅からJR東北新幹線、JR仙山線、JR奥羽本線、JR陸羽西線を経て、JR羽越本線と接続する余目(あまるめ)駅に到着。酒田駅から新潟駅に向かう観光列車、海里(かいり)(Fig. 1)に乗ります。

 4両編成のハイブリッド式ディーゼルカー、HB300形は新しく、乗り心地も快適。乗車した2号車はすべてコンパートメントシートで半個室になっており、プライベート感を味わえます。

日本海に沈む夕日
Fig. 2 日本海に沈む夕日
▼ 美しい夕日を眺める

 途中の桑川駅では30分停車。日本海の荒波と美しい夕日(Fig. 2)を眺めることができました。

 翌日、新潟駅近くの食事処、にぎり米でおにぎりとかけそばの朝食(Fig. 4)をいただきます。おにぎりはふっくらと優しく握られており、お米の美味しさを存分に味わえました。

 品川駅からJR上野東京ライン、JR上越線を乗り継ぎ小千谷駅に到着。上越妙高駅から十日町駅に向かう観光列車、越乃Shu*Kura(Fig. 3)に乗ります。

越乃Shu*Kura
Fig. 3 越乃Shu*Kura
▼ リクライニングシートで寛ぐ

 3両編成キハ40、キハ48は国鉄時代に製造されたディーゼルカー。正面に当時の面影が残るものの、側面や塗装は大きくリニューアルされています。

 最後尾のリクライニングシートにもたれ、寛いでいると十日町市の地酒、天神囃子が振る舞われました。さらに2号車の蔵守(サービスカウンター)で柏崎市の名物、鯛茶漬け(Fig. 5)を注文。

 インスタント食品を使用していながら魚介系の出汁がしっかり効いていて、優しい味つけ。小腹を満たし、列車を後にしました。

おにぎりとかけそば
鯛茶漬け
Fig. 4 おにぎりとかけそば
Fig. 5 鯛茶漬け


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