JR南武線立体交差説明会

 2023年2月上旬、中旬に幸市民館と旧新川崎・鹿島田周辺整備事務所で開催されたJR南武線の立体交差に関する説明会に参加しました。

▼ 演題 JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境評価準備書説明会
▼ 説明 川崎市役所建設緑政局職員
▼ 会場 幸市民館大ホール(Fig. 1)、旧新川崎・鹿島田周辺整備事務所
▼ 日時 2023年2月8日(水)19:00~20:30、2023年2月12日(日)10:00~16:00

 前半で資料と説明で事業内容と環境影響を理解し、後半でその疑問点を確認しました。

■ 事業の概要
・ 変電所の移設、線路、ホームの高架化、周辺道路の整備の3段階で実施
・ 上り線、下り線の順に現線路西側に高架線路を敷設する別線高架を採用
・ 鹿島田駅(Fig. 2)、平間駅、向河原駅のホームを各々対向式、島式、対向式で高架化

■ 疑問点
・ 移設、高架化、整備を並行して行えないか。
・ 既設の国道409号線(府中街道)と新設の矢向鹿島田線の重複部分をどう整備するか。
・ 新川崎駅から鹿島田駅へのペデストリアンデッキはどう変わるか。
・ 鹿島田駅~塚越踏切の東西往来はどう変わるか。

説明会@幸市民館大ホール
Fig. 1 説明会@幸市民館大ホール
 1点目は移設、高架化の並行は電源供給に影響があるため、高架化、設備の並行は現線路の跡地を道路に利用するため実施は不可能。2点目は既設は歩行者用、新設は自動車用として整備。

 3点目は現ペデストリアンデッキの線路交差部分を撤去。地上の改札口に下りる階段を東側、西側から新設。4点目は町田堀ふれあい公園付近、同公園と塚越踏切の中間地点付近の2ヶ所に東西往来できる道路を新設。

JR南武線E233系@鹿島田駅
Fig. 2 JR南武線E233系@鹿島田駅
 1点目の電源供給については、高架橋の施工やその準備であれば影響がなさそう、3点目の改札口については上り線、下り線のホームに直結する高架部に改札を設けることで階段の使用を軽減できそうと感じました。


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