川崎市幸区・の名所

 毎年、3月から4月にかけてソメイヨシノを初めとする桜の木が薄桃色のきれいな花をつける。川崎市幸区で花見を楽しめる桜の名所を3ヶ所紹介する。

日吉合同庁舎の桜
Fig. 1 日吉合同庁舎の桜

▼ 日吉合同庁舎

 幸区の西部に位置する日吉地区は、御幸地区にある区役所までのアクセスに難があり、出張所が設けられている。JR新川崎駅徒歩約15分、新鶴見信号場を越える跨線橋を渡り、南側の坂道を下る。

 出張所の裏手に夢見ヶ崎と呼ばれる小高い丘があり、桜の木が植えられている。また、出張所を取り巻くようにカーブしている坂道の脇にも桜の木(Fig. 1)が植えられている。

 3階に設けられた木製のテラスに出ると、風を感じながら桜を楽しむ事ができる。毎年3月末には地域住民が参加するお祭り、さくらフェスタ日吉が開かれている。

アトリウムに映る桜
Fig. 2 アトリウムに映る桜
▼ ソリッドスクエア

 JR川崎駅西口徒歩約10分の場所にある、オフィスビル、ソリッドスクエアには1階中央部に円形に水を張ったアトリウムがある。外の桜並木が花をつけると、水面に写り込み幻想的な光景(Fig. 2)が見られる。

 線路沿いの歩道を多摩川方向に向かって歩くと、両側に約100 m続く桜並木を楽しむ事ができる。

南河原公園の桜
Fig. 3 南河原公園の桜

▼ 南河原公園

 第二京浜国道(国道1号線)の南側に面した公園。JR川崎駅西口徒歩約15分。ラゾーナ川崎プラザを抜け、温泉通りと呼ばれるバス通りを北西方向に歩く。

 公園の南側に桜の木が数十本(Fig. 3)、まとまって植えられている。レジャーシートを敷いて花見を楽しむ事ができる。


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