地元グルメを楽しむ福島鉄道旅

 2022年4月下旬に福島県を訪れました。鉄道で県内を巡り、地元のグルメを楽しみました。

クローネ
Fig. 1 クローネ
▼ 引退後も大切に

 福島駅から福島交通飯坂線(飯坂電車)に乗り1駅先の曾根田駅へ。使用されなくなった待避線を利用し、かつて運行していた7000系(旧東急7000系)(Fig. 5)を静態保存しています。

 車内は休憩スペースとして開放され、木製の自習スペース(Fig. 6)も完備。子供の頃に地元で乗った車両が遠く離れた地方で引退後も大切にされていることを知りうれしくなりました。

飯坂温泉駅
Fig. 2 飯坂温泉駅
▼ パイ生地のサクサク感

 再び飯坂線に乗り、終点の飯坂温泉駅(Fig. 2)で下車。温泉街と反対側の南東方向に歩くこと5分。

 オレンジとブラウンが基調のおしゃれなケーキ屋、パティスリーサワダに入店。ショーウィンドウには美味しそうなケーキが所狭しと並びますが、手軽に食べられるものをとクローネ(170円)(Fig. 1)を購入。

 生クリームが多めで、甘さ控えめのクリームと周りのサクサクとしたパイ生地がよく合います。

半ワンタン麺、半中華丼
Fig. 3 半ワンタン麺、半中華丼
▼ 細かな心配りがうれしい

 福島駅から在来線を乗り継ぎ、2時間で新白河駅(Fig. 4)に到着。乗車したJR東北本線の最新車両、E721系はボックスシートが多く、長距離の乗車に最適でした。

 窓側には小型のドリンクホルダーが付いており、細かな心配りをうれしく感じます。JR東北新幹線への乗り継ぎ時間を利用し、駅の近くで昼食を取ります。

 駅から徒歩5分の中華料理屋、菜華軒。午前11時前に20人もの行列ができ、開店とともに店内は満席になりました。

新白河駅
Fig. 4 新白河駅
▼ 美味しい王道の味付け

 ラーメン(650円)、タンメン(醤油味)(800円)、半ワンタン麺、半中華丼(950円)(Fig. 3)を注文し、待つこと15分。熱々のスープにコシのある麺。

 味付けは誰もが美味しいと感じるであろう正に中華料理の王道。あっさりのラーメンとごま油が効いたややこってりのタンメンでは同じ醤油でも味が異なります

 乗り換え時間を有効に活用し、帰路に着きました。

福島交通7000系
自習スペース
Fig. 5 福島交通7000系
Fig. 6 自習スペース

パティスリーサワダ 福島市飯坂町字立町8
菜華軒 白河市新白河3-8


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