福島でお風呂三昧

 2015年1月下旬に福島市を訪れました。冷たい風が吹き、時おり雪がちらつく肌寒い天候の中、各所の風呂を満喫しました。

導専の湯@飯坂温泉
Fig. 1 導専の湯@飯坂温泉
▼ 導専の湯@飯坂温泉

 福島駅から福島交通飯坂線に乗り、約25分で飯坂温泉駅に到着。摺上川にかかる十綱橋を渡り、共同浴場・導専の湯を目指します。

 徒歩約5分で、のれんのかかった平屋建ての施設が右手に見えます。番台で入浴券を渡し、2畳ほどの小さな脱衣場を経て浴室に入ります。

 浴槽は、高温と低温の2槽に別れていますが、どちらも45~46℃。外が寒いせいか、さほど熱く感じませんでした。

 湯は無色透明で、湯上がりはさっぱりとしています。体の内側がぽかぽかした状態のまま、帰りの電車に乗り込みます。

朝食@ホテルメッツ
Fig. 2 朝食@ホテルメッツ
▼ 極楽湯@福島駅西口

 福島駅に戻り、駅ナカのスーパー銭湯に向かいます。広い休憩スペースと脱衣場を経て浴室へ。

 1つ1つの浴槽は小さく分かれていますが、露天風呂も含めて約10種類のバラエティに富んだ湯を楽しめます。

 中でもセラミックの粒が入った変わり湯が、温めで心地よく長く浸かっていると冷えた体がいつの間にか温まっていました。駅の中央に設けられた東西自由通路を通り、宿泊先のホテルに向かいます。

全景@ホテルメッツ
Fig. 3 全景@ホテルメッツ
▼ ホテルメッツ@福島駅東口

 宿泊先は、福島駅に隣接するホテルメッツ福島。8階建てで部屋数は約100室とやや小規模ですが、焼き立てパンが食べ放題の朝食(Fig. 2)や発泡酒、ピーチジュースのプレゼントなどサービスは抜群でした。

 ユニットバスには会津磐梯山ケヤキの香という入浴剤があり、浴槽に入れると木の香が一気に広がります。駅前にいながら森林の中にいる気分に浸りました。

 寒い時ほど、広い浴槽で足を伸ばして湯に浸かりたいもの。冬の寒さに負けず、温かな気持ちで過ごす事ができました。


inserted by FC2 system