94箱根駅伝・観戦記

 2018年1月2日、3日に開催された第94回箱根駅伝を観戦しました。応援している神奈川大学について感想を記します。

 1日目、2日目ともにテレビ、ラジオに加えて、沿道で直接声援を送りました。

2区2位集団@保土ヶ谷駅前
Fig. 1 2区2位集団@保土ヶ谷駅前
▼ 序盤で引き離す作戦

 11月に全日本大学駅伝を制し、3強の一角に挙げられた神奈川大学。箱根駅伝では、往路優勝、総合3位を目標に掲げました。

 1区山藤、2区鈴木健吾(Fig. 1)の序盤で後続を引き離す作戦がうまくいかず、4区大塚が区間賞を獲得する走りを見せたものの、5区荻野が区間20位と遅れ、往路15位。復路では、7区を除き、区間1桁順位を死守し、復路9位、総合13位となりました。

神奈川・大野
Fig. 2 神奈川・大野
▼ 山のスペシャリスト不在

 前回(第93回)の総合5位を大きく下回り、前々回(第92回)と同じ総合順位に終わった原因は、東洋大学、早稲田大学の想定を超える躍進や下馬評が高い事によるプレッシャーなど様々あると思います。

 なかでも過去の観戦でも感じた、山のスペシャリスト不在がもっとも大きいと感じました。今回5区、6区を走った2年生は、その経験を生かし、さらに走りに磨きをかけて欲しいです。

 4年生が7人も箱根駅伝を経験できたこと、10区枝村を笑顔で迎える鈴木健吾主将以下、4年生メンバーの姿を見られたことが今回観戦の収穫でした。


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