92箱根駅伝・観戦記

 2016年1月2日、3日に開催された第92回箱根駅伝を観戦しました。往路と応援している神奈川大学について感想を記します。

 1日目、2日目ともにテレビ、ラジオに加えて、沿道で直接声援を送りました。

▼ 往路について

 青山学院大学が、1区から10区まで一度も1位を譲らない完全優勝を成し遂げました。10区間のうち優勝を決定づけた往路5区間を振り返ります。

 1区は事前の予想を覆し、ハイペースの展開に。序盤は、中央大学町澤、中央学院大学潰滝が集団を引っ張り、終盤は、青山学院大学久保田、明治大学横手がスパートを仕掛けます。

 各校のエースが走る2区では、その結果に明暗が分かれました。東洋大学服部勇馬、山梨学院大学ニャイロ、青山学院大学一色は好走し、早稲田大学高田、中央大学徳永は期待を裏切る走りになりました。

 3区では箱根駅伝を初めて走る青山学院大学秋山が区間賞の走り、東洋大学服部弾馬、駒沢大学中谷は一歩及ばず。4区では下級生の好走が目立ちました。

 今回の5区では日本大学キトニー、青山学院大学神野、東洋大学五郎谷と3人の4年生が活躍しましたが、4代目の山の神は現れませんでした。

▼ 神奈川大学について

 神奈川大学は、4年生4人、3年生1人、2年生4人、1年生1人が走り、往路15位、復路12位、総合13位の結果でした。

 4年生は、1年時から箱根を走っている我那覇、西山に加えて、永信、渡邉がメンバー入り。渡邉は、前回5区の雪辱を果たしました。が、永信は厳しい走りになりました。

 2年生は、鈴木健吾、大野、大川らの快走する姿が見られました。彼らの4年時にチームのピークを持ってこられるよう、5区、6区を中心に選手を育成して欲しいと考えます。


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