91箱根駅伝・観戦記

 2015年1月2日、3日に開催された第91回箱根駅伝を観戦しました。優勝争いと応援している神奈川大学について感想を記します。

 1日目はテレビで観戦、2日目はテレビ、ラジオに加えて、鶴見駅の近くで直接声援を送りました。

青山学院・藤川
Fig. 1 青山学院・藤川
▼ 優勝争いについて

 下馬評では5強といわれた駒沢、東洋、早稲田、明治、青山学院が優勝候補。さらに復調著しい東海、留学生を擁する日本、山梨学院が続くとみられていました。しかし、山梨学院大オムワンバ選手の欠場、駒沢大馬場選手の失走、そして青山学院大神野選手の予想を超えた快走などがあり、順位は予想と大きく異なるものでした。

 青山学院大学(Fig. 1)が優勝しましたが、優位と言われていた駒沢大学を10分以上引き離しての結果に驚かされました。4位の明治大学は、4年生に故障者が多かった事、5位の早稲田大学は、経験者の山本選手が5区で期待通りの走りができなかった事が敗因ではないかと思います。

神奈川・井上
Fig. 2 神奈川・井上
▼ 神奈川大学について

 神奈川大学(Fig. 2)は、往路14位、復路16位、総合17位の結果でした。柿原選手、我那覇選手、西山選手の主力は、期待通りの結果を残しましたが、1、2区また7、8区で生まれた勢いを次の区間に生かす事ができませんでした。

 8区9位の大野選手、10区11位の中神選手らの更なる成長に期待します。シード権を獲るには、5、6区の山間区間をそれぞれ1時間20分、1時間以内で走れる選手の育成が必要と感じました。


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