90箱根駅伝・観戦記

 2014年1月2日、3日に開催された第90回箱根駅伝を観戦しました。優勝争いと応援している神奈川大学について感想を記します。

 初日はテレビで観戦、2日目はテレビ、ラジオに加えて、保土ヶ谷駅前で直接声援を送りました。

東洋・上村
Fig. 1 東洋・上村
▼ 優勝争いについて

 東京大手町と箱根芦ノ湖の間、100 kmを10人で往復する駅伝大会。他の大会と比べて、距離が長い、出場人数が多い事から順位の予想が難しく、毎年番狂わせが起こります。今回も山梨学院大学の棄権や拓殖大学の躍進などがありました。

 東洋大学(Fig. 1)が優勝しましたが、優位と言われていた駒沢大学を5分以上引き離しての結果に驚かされました。2位の駒沢大学は、往路を4人の実力者が走りながら先頭に立てなかった事、3位の日本体育大学は、序盤の2区、3区で失速した事が敗因ではないかと思います。

神奈川・岡部
Fig. 2 神奈川・岡部
▼ 神奈川大学について

 神奈川大学(Fig. 2)は往路15位、復路18位、総合18位の結果でした。1区で先頭から5分以上離されてしまった事、山登りの5区、6区に対応した選手がいなかった事などから例年の15位前後より低い順位になっていまいました。

 次回の大会では、箱根駅伝に向けた入念な調整を望みます。記録会や予選会を好タイムで走りながら、駅伝で凡走する選手をなくす事、補欠の枠を最大限使いベストの選手配置をする事を目指して欲しいです。

 往路前半を中位でしのぎ、山登り、山下りで順位を上げ、復路後半の1区間で区間賞相当の記録を出し、シード権を獲得できる10位以内になる様な展開を観たいと思います。今回、5区8位の柿原選手、8区10位の高山選手ら現3年生の更なる成長に期待します。


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