青森駅前ぬくもり散策

 2017年2月上旬に青森県青森市を訪れました。駅の周辺で見つけたぬくもりを感じるスポットを4つ紹介します。

青森まちなか温泉
Fig. 1 青森まちなか温泉
▼ 温泉とラーメンを堪能

 東京駅からJR東北新幹線に乗り、3時間あまりで新青森駅に到着、さらにJR奥羽本線に乗り換え約5分で青森駅に着きました。

 バスターミナルがある表玄関の東口からアーケードのある新町通りを南東方向に歩きます。魚市場や図書館が入るテナントビル、アウガの角を右折し、昔ながらの生鮮食料品店が並ぶ中央古川通りを歩きます。

 約7分でスーパー銭湯風の温泉、青森まちなかおんせん(450円)(Fig. 1)に入り、すぐ近くのつじ製麺所で荒煮干しそば(Fig. 2)とカレー丼セット(800円)をいただきます。温泉は、円形で浅くぬるいお湯が張られた浴槽が心地よく、ラーメンは、しっかりと煮干し出汁の効いたスープが美味でした。

荒煮干しそば@つじ製麺所
Fig. 2 荒煮干しそば@つじ製麺所

▼ コーヒーと暖房で温まる

 ふたたび新町通りに戻り、南東方向に約10分歩くと、左側に休憩スペース、まちまちプラザを見つけました。学校法人が運営しており、Wi-Fi(無線LAN)と温かい飲み物をセルフサービスで提供しています。

 コンクリートを打ちっぱなしの床に小さなテーブルとイスが置かれた空間は居心地がよくカフェにいるようでした。ホットコーヒーと暖房で体を温め、散策を続けます。

青森市森林博物館
Fig. 3 青森市森林博物館
▼ 木のぬくもりを感じる

 青森駅に続くJR津軽線、JR奥羽本線、青い森鉄道線の線路上に架かる歩道橋、あすなろ橋を渡り西口に移動します。松前街道と呼ばれる国道280号線を北東方向に約10分歩くと、屋根が緑色、外壁が水色に塗られたハイカラな洋館(Fig. 3)が見えてきます。

 1908年に竣工した青森営林局旧庁舎は、新庁舎の竣工に伴い、現在は青森市森林博物館として利用されています。休館日のため屋内の見学はできませんでしたが、屋外には1960年代までヒバなどの木材を運搬するのに使われた森林鉄道の車両が展示されていました。

 鉄筋コンクリート造りの建物が増え、木のぬくもりを感じる事が少なくなりました。雪に生える洋館の姿を目に焼きつけ帰路に着きました。

青森まちなか温泉 青森市古川1-10-14
つじ製麺所 青森市古川1-15-17
まちまちプラザ 青森市新町2-6-28
青森市森林博物館 青森市柳川2-4-37


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