大淀南の石蛙達

 2020年11月上旬に、大阪市北区を訪れました。梅田駅の北西、大淀南で見つけた石製の蛙像2匹を紹介します。

石蛙(奥)
Fig. 1 石蛙(奥)
▼ 利便性のよさを実感

 JR福島駅から北東方向に歩を進め、JR東海道本線のガードをくぐると福島区から北区に入ります。周囲には公園や神社などが点在し自然が多く残る中、近年は高層マンションが多く建設され利便性のよさを実感します。

 2匹の石蛙(Fig. 3)は、あみだ池筋を渡ったすぐ右側のマンション脇にいました。手前(Fig. 2)は緑色に塗られ、奥(Fig. 1)は2匹の子蛙を背負い、塗装は施されていません。

石蛙(手前)
Fig. 2 石蛙(手前)
▼ 笑ったり怒ったり

 マンションの1階には複数の店舗が入居し、隣の居酒屋は営業していましたが、蛙が置かれた店舗は開店準備の最中なのか、閉まっていました。

 緑色の蛙は、横から見るとにやりと笑っているようですが、上から見ると怒ってにらんでいるように見えるのが不思議です。開店した暁には繁盛し、蛙の名前の通りお客さんが返ってくることを願い、頭をひと撫でし新梅田シティ、梅田駅方面に向かいました。

石蛙(2匹)
石蛙(手前・上から)
Fig. 3 石蛙(2匹)
Fig. 4 石蛙(手前・上から)

大淀南の石蛙達  大阪市北区大淀南2-9-16


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