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2006年12月に茨城県大洗町にある大洗磯前（いそざき）神社を訪れました。とある
ブログにて、狛犬ならぬ狛”蛙”があると知ったためです。
▼ 磯の香りがただよう神社 水戸駅から鹿島臨海線に乗り込み約15分で大洗駅着。さらに循環バスの海遊号に乗り約15分で神社前のバス停に到着です。 「磯前」の名の通り、眼前には荒波押し寄せる太平洋が広がる絶景のロケーション。あたりを歩くと磯の香りが漂ってきます。 重厚感のある大鳥居（Fig. 1）をくぐり、長い石段を昇るとそこには狛蛙があるはずなのですが、鎮座しているのは普通の狛犬。不思議に思い社務所にいた巫女さんに聞いても、「蛙は奉納されたもので神社とは関係ありません。」との事。
奉納された蛙は、本殿の前に3体並んで置かれていました（Fig. 2）。大きさは高さ、幅ともに約50 cmで真ん中の蛙がやや小さめ。目が金色で縁取られているのが特徴で、表面はざらざらとした質感をしています。 また、神社近くの飲食店の軒先にもやや古そうな蛙の石像を見つけました。 本殿前に蛙達が鎮座し、社務所では福かえるお守りも売られている大洗磯前神社は、知られざる蛙の名所と言っていいでしょう。
大洗磯前神社 |
