カエルトイレ@青梅

 2016年5月上旬、6月上旬、2019年5月下旬に東京都青梅市を訪れました。JR青梅線の青梅駅と東青梅駅で、蛙のプレートが据え付けられた公衆トイレを見つけました。

蛙プレート@青梅駅
Fig. 1 蛙プレート@青梅駅

▼ 東京アドベンチャーライン

 立川駅から奥多摩駅まで、全長約40 kmの路線は東京アドベンチャーラインと名付けられ、週末を中心にハイキングや行楽目的の乗客で賑わいます。一方、立川駅から青梅駅までは駅前を中心に住宅地が広がり、平日の朝夕は東京方面への通勤、通学客で混雑します。

 それらの乗客が利用するのが駅前の公衆トイレ。青梅駅前公衆便所(Fig. 3)は1994年、東青梅駅前公衆便所(Fig. 4)は1998年に作られました。

蛙プレート@東青梅駅
Fig. 2 蛙プレート@東青梅駅

▼ 落ち着いた雰囲気

 どちらもベージュ色のタイルで覆われ、落ち着いた雰囲気。蛙のプレート(Fig. 1、Fig. 2)は入口付近に掲示され、両手の間に「青梅」、両目の間に「ABC」の文字が書かれています。

 蛙と「ABC」の意味を伺うため青梅市役所に問い合わせたところ、環境部清掃リサイクル課の担当者が親切に対応してくださいました。蛙は「自然に帰る(蛙)」、「ゴミから資源に蘇る(蛙)」の語呂合わせ、Aは「Amenity(快適性)」、Bは「Beauty(美しさ)」、Cは「Clean(清潔な)」の略だそう。

 ハイキングや行楽などで青梅を訪れた際に、ぜひ公衆トイレにも立ち寄ってみてはみてはいかがでしょうか。

青梅駅前公衆便所
東青梅駅前公衆便所
Fig. 3 青梅駅前公衆便所
Fig. 4 東青梅駅前公衆便所

青梅駅前公衆便所 青梅市本町163-16
東青梅駅南口公衆便所 青梅市勝沼15-7


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