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2007年8月下旬に神奈川県小田原市を訪ねました。古くは北条氏・小田原藩の城下町として栄え、現在も箱根観光の玄関口として大勢の人で賑わっています。
今回は、後北条氏ゆかりの神社・北条稲荷に蛙石があると聞き、海沿いの浜町へ足を伸ばしました。小田原駅東口から大工町通りを歩いて20分ほど。三代目・北条氏康の死を老狐のたたりと考えた子の氏政が社を建てて祀ったのが始まり。以前は、小田原城内にあったそうです。
この蛙石、カエルがしゃがんでいる様を表わしていて特に頭部や後ろ足のあたりがよく似ています。また、地震や火災など小田原に一大事があるときは鳴いて知らせるそう。1590年、小田原城落城の際は夜通し鳴き続けたとの逸話も残っています。 小田原の守護神といえるこの蛙石をぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか? 北条稲荷 神奈川県小田原市浜町4-25
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