ゲロンパ大合唱@まつだい

 2022年9月中旬に新潟県十日町市を訪れました。駅近くの美術館で出会った蛙の芸術作品を紹介します。

1匹目
Fig. 1 1匹目
▼ 頭を垂れる沢山の稲穂

 JR上野東京ライン、JR上越線を乗り継ぎ、新潟の玄関口、越後湯沢駅に到着。北越急行ほくほく線に乗り換え、まつだい駅で下車します。

 沿線の魚沼地域、妻有地域は米どころ。車窓からは、たわわに実を付けて頭を垂れる沢山の稲穂が見られました。

 下り線ホームから伸びるスロープを進み、外に出ると右側には古めかしい郷土資料館、左側には近代的な美術館(Fig. 4)がありました。芸術祭開催中で、作品を鑑賞する人々で賑わう美術館に向かいます。

2匹目
Fig. 2 2匹目
▼ 両手を上げて歓迎

 美術館の壁に沿って5匹の蛙(Fig. 3)が横一列に並び、両手を上げて訪問を歓迎してくれました。大きさは、幅100 cm×奥行き150cm×高さ180 cm。

 正面に赤字で番号が振られており、両脇の1匹目(Fig. 1)と5匹目は口を開けて、やあ!と挨拶してくれているようです。ゲロンパ大合唱という芸術作品で、大きな口を開け、刈り終えた草をお腹に飲み込んで堆肥にしてくれるそう。

 下部にはゴム製のタイヤ、後部には金属製のパイプが付けられ、移動しやすい工夫がなされています。可愛らしさと実用性を兼ね備えた蛙の作品を見に、まつだい駅を訪れてみてはいかがでしょうか。

ゲロンパ大合唱
まつだい雪国農耕文化村センター
Fig. 3 ゲロンパ大合唱
Fig. 4 まつだい雪国農耕文化村センター

まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」 十日町市松代3743-1

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