2匹の無事かえる

 横浜に2匹の無事かえるがいると聞き、訪ねました。

無事カエルの神
Fig. 1 無事カエルの神
 1匹目はJR横浜線十日市場駅から歩いて7分程、県道109号線と環状4号線が交わる大きな交差点にいました。
 赤茶色の石で作られた高さ1 m位の像で、台座には「無事カエルの神」と書かれています。赤茶色のかえる像も斬新ですが、口の下に生える「ヒゲ」が特徴的です。左手には宝珠(蓮の蕾)※、背中には大きな葉っぱを背負っています。また下にはお賽銭箱があり、交通遺児育成基金への募金が出来るようになっています。

※宝珠(ほうじゅ)=そのまま訳すと「宝物の玉」。仏教では心の中で思い描いたものを与え、願いを叶えるものとして信じられ、仏像がもっている球形の珠は「如意宝珠(にょいほうじゅ)」と呼ばれるそう。寺院の橋の欄干などに取り付けられた「擬宝珠(ぎぼし)」は宝珠に似せて作られたものだとか。

無事かえるの像
Fig. 2 無事かえるの像
 2匹目は、同じくJR横浜線の長津田駅南口にある「無事かえるの像」です。駅舎を出てすぐの横断歩道を渡ったところにある小さな広場にいました。ブロンズ像で高さは1.5 mほど。両足を広げジャンプしているこれまた独特の格好をしています。像の下には池があり、口からは噴水が出ています。1999年に緑区の制定30年を記念して作られたとのこと。

2匹の無事かえるは歩いて15分ほどの非常に近い距離にあります。”緑”区だけにかえるの像が多いのでしょうか?

無事カエルの神@十日市場 横浜市緑区十日市場町813付近
無事かえるの像@長津田 横浜市緑区長津田5-5


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