運河かえる 千葉流山

 2023年11月上旬に千葉県流山市、野田市を訪れました。駅近くで出会った石製の蛙を紹介します。

石蛙(正面)
Fig. 1 石蛙(正面)
▼ 長く真一文字に結んだ口

 大宮駅から東武野田線(東武アーバンパークライン)に60分乗り、運河駅で下車。駅北側を流れる利根運河(Fig. 4)沿いの道を南東方向に歩きます。

 10分後、右折。すぐ右側に砂利が敷かれた敷地がありコンクリート製の土台が置かれ、その上に石蛙(Fig. 1、Fig. 2、Fig. 3)が鎮座していました。

 大きさは高さ80 cm×幅60 cm×奥行き50 cm。横に長く真一文字に結んだ口が特徴的です。

 石蛙はかつて民家の庭に置かれていましたが、民家の所有者が代わり放置されていたそう。見かねた近所の住民が、周辺の環境を整えました。

石蛙(側面)
Fig. 2 石蛙(側面)
▼ 市境が複雑に入り組む

 近くを流れる運河に因んで「運河かえる(運がかえる)」と呼ばれています。訪問時は水や花、みかんなどのお供え物が置かれ、大切にされている様子が伺えました。

 付近は流山市と野田市の市境が運河を挟んで複雑に入り組んでいますが、石蛙は流山市にあります。近くを訪れた際、ぜひ石蛙に会いに行ってみてください。
石蛙(斜位)
利根運河
Fig. 3 石蛙(斜位)
Fig. 4 利根運河

運河かえる 流山市西深井864−1


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