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2013年9月下旬に、大阪市天王寺区にある大阪警察病院を訪れました。藪内作斗司(さとし)作のオブジェで蛙と出会いました。
天王寺駅から市営地下鉄谷町線に乗り、1駅先の四天王寺前夕陽ヶ丘駅で下車。地上に出た後、JR環状線桃谷駅へ続く道を東方向に歩きます。 途中、マンションやカフェレストランが建ち並ぶ街並みを眺めながら、なだらかな下り坂を進みます。上町通りを越えて2、3分歩くと、左手に目的の病院が現れました。 土曜日で午前中だけの診察という事もあり、1階のロビーは沢山の人で混みあっていました。ロビーの中央部に円形の吹き抜け(Fig. 2)があり、その下のガラスで囲われた中に目的のオブジェがありました。
小さな石が敷き詰められ、草木が植えられた上にうさぎ、蝶、なまず、亀、かたつむりなど6種類の動物達が配置されています。 その中に蛙(Fig. 1)がおり、全部で6匹がそれぞれ異なるポーズを取っています。のしのしと歩く姿を連続して表現している様です。 これらの動物達は、人間が病気と対峙し、安らかな人生の終焉を迎えられるように授けられた能力を表しているそう。かえるは退院(家に帰る)の意味が込められています。 様々な動物達が登場するユニークなオブジェを観に、大阪警察病院を訪れてはいかがでしょうか。 大阪警察病院 大阪市天王寺区北山町10-31、06-6771-6051 |