木製みなとみらい

 2014年7月上旬に、横浜市西区にあるみなとみらい地区を訪れました。日本丸メモリアルパークで、蛙が彫られたトーテムポールを見つけたので紹介します。

木製蛙
Fig. 1 木製蛙

▼ 新設の改札口を利用

 JR京浜東北線に乗り桜木町駅で下車、新設された北改札口を利用します。2010年に開業したショッピングビル、コレット・マーレへのアクセスが便利になりました。

 みなとみらい地区は、かつて貨物を扱う東横浜駅や横浜港駅、三菱重工業の造船所などがある貿易と産業の中心でした。

 船舶輸送の衰退によりその跡地は埋め立てられ、1989年開催の横浜博覧会を機に、オフィスやショッピングビルが建ち並ぶ街として再生しました。

帆船日本丸
Fig. 2 帆船日本丸

▼ 友好港からの贈り物

 みなとみらい地区のシンボル、帆船日本丸(Fig. 2)とランドマークタワーに挟まれた細長い芝生敷きの広場、日本丸メモリアルパークに友好都市や姉妹港から贈られた品々が置かれています。

 その1つであるトーテムポールは、カナダのバンクーバから贈られたもの。上から梟、熊、蛙(Fig. 1)と3匹の動物が彫られています。

 蛙を真上からとらえた像は非常に珍しいです。日本では丸みを帯びた姿が多いですが、こちらはやせて背中を反った姿をしています。

 目立たない場所に置かれていますが、みなとみらい地区を観光やショッピングで訪れた際に、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

日本丸メモリアルパーク 横浜市西区みなとみらい2-1-1

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