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2010年に出版された竹内薫著・東京科学散歩に目黒不動尊の記載があり、境内で石の蛙を見つけた事を思い出しました。2011年1月中旬に訪れた時の事を思い起こしながら、紹介を書きたいと思います。
▼ 不動前駅を降りて 東急目黒線に乗り不動前駅で下車。駅前に線路を横切って南北に続く商店街を北方向に進みます。 途中で片道一車線の車道を横断し、目黒通りに出る直前を左折すると目黒不動商店街に入ります。朱色に塗られた街灯に、お寺の門前である事を意識させられます。 商店街を5分程進むと美味しそうな匂いが漂ってきました。八ツ目や・にしむらと言ううなぎ屋さん。蒲焼きを買い求めるお客さんの列ができていました。
すぐの十字路を左折すると、ようやく目黒不動尊(瀧泉寺)(Fig. 1)に到着しました。駅から徒歩15〜20分程度。 ▼ スマートな石蛙 石蛙(Fig. 2)は仁王門をくぐり、池を左手に見て長く続く石段の右下にありました。鷹居の松に隠れるようにポツンと置かれています。 大きさは、高さ30 cm×幅50 cm×奥行き50 cm程。背中には2匹の子蛙を背負っていて、顔の下部が逆円形にくびれたスマートな表情をしています。 ぜひ、お近くに立ち寄られた際は足を伸ばして頂きたいです。鰻屋さんの味も非常に気になります。
目黒不動尊 目黒区下目黒3-20-26
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