光明

 2013年9月下旬に、大阪府堺市にある光明池を訪れました。雨乞蛙と呼ばれる大きな石の蛙があるそうです。

深夜急行バスの広告
Fig. 1 深夜急行バスの広告
▼ 大阪南部の新興住宅地

 梅田駅から地下鉄御堂筋に乗り約30分で中百舌鳥駅に到着、泉北高速鉄道線に乗り換え約15分程で光明池駅に着きます。

 途中、中百舌鳥駅のバスターミナルで、蛙(Fig. 1)が登場する深夜急行バスの広告を見つけました。ウィンクし、快適さをアピールしているようです。

 泉北高速鉄道線は新しく開発された住宅地を結ぶ線路で、線路は一直線、駅間が長いのが特徴です。駅を降りるとダイエー、AEON等の大型ショッピングセンターが建ち並んでいました。

雨乞蛙@光明池
Fig. 2 雨乞蛙@光明池
▼ 池も蛙も特大サイズ

 ショッピングセンターの裏手から南西方面に流れる2級河川の甲斐田川に沿って畦道を進みます。テニスコートや野球場を横目に歩いていくと15分程で小高い丘に突き当たります。

 丘に作られた階段を登りきると、巨大な貯水地と巨大な石の蛙(Fig. 2)が待っていました。蛙の大きさは、高さ1.3 m×幅1.3 m×奥行き1.8 mあります。目の大きさだけでも手のひらを広げた位の大きさがあります。雨乞蛙と名付けられ、平成15年に設置されたそうです。

 駅名の由来にもなっている光明池は、昭和11年に人工的に作られた灌漑用の池なのだそう。護岸はコンクリートで固められ、ダムの様なその大きさには圧倒されます。

 蛙も池も巨大な光明池地区を訪れてみてはいかがでしょうか。閑静な住宅地らしからぬ大胆さに驚かされる事、間違いなしです。

雨乞蛙 大阪府堺市南区城山台5丁


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