2015年5月上旬に、東京都江東区にある清澄白河駅を訪れました。駅の近くにある臨川寺と清澄庭園を訪れ、それぞれで蛙を見つけました。
Fig. 1 蛙のゴミ箱 |
▼ 隅田川方向に歩く
A3出口から地上に出て、交差点の信号を西方向に渡ります。隅田川に向かって約50 m歩いた左側に臨川寺があります。
江戸時代に創建され、和尚と懇意にしていた松尾芭蕉がよく通ったと言われています。本堂は、鉄筋コンクリートの近代的な建物になっています。
境内には当時の石像や石碑が整然と並べられています。本堂を見上げると、青銅で造られた笹の葉に逆さまにつかまった蛙の像を見る事ができます。
蛙に纏わる俳句を読んだ松尾芭蕉に因んで造られた像と思われます。
Fig. 2 ハイアットリージェンシーグアム |
▼ 緑が豊かに繁る庭園
清澄通りを門前仲町方向に歩くと、右側に緑が豊かに繁る一角が見えます。明治時代に岩崎彌太郎が造った清澄庭園です。
開園当時は、30,000坪の敷地がありましたが、西側は清澄公園として無料開放され、現在も庭園として整備されているのは東側のみ。中央に広く配置された大泉水(池)を中心に、島や池、木が据えられています。
出入口付近の掲示板に貼られたチラシに画かれた蛙を見つけました。松尾芭蕉に扮した蛙が帽子をかぶり筆を手に俳句をしたためようとしています。
松尾芭蕉に因んだ蛙に出会える清澄白河駅の周辺を訪れてみてはいかがでしょうか。
臨川寺 江東区清澄3-4-6
清澄庭園 江東区清澄3-3-9