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2009年10月下旬に福島県喜多方市を訪ねました。秋晴れの穏やかな気候の中、自転車をレンタルし観光を楽しみました。
JR磐越西線喜多方駅前から伸びる県道210号線を北へ進み、最初の交差点を左折してすぐ右側にある木之本漆器店。今年4月に店舗の2階にオープンしたという桐の粉人形館を訪ねました。 桐の粉人形とは、会津桐の木片と、小麦粉、石膏を混ぜあわせた粘土を使い手びねりで作る人形のこと。 特に人形使った巨大なジオラマ(Fig. 1)は見ごたえがありました。カエル、うさぎ、きつねなど喜多方に住む様々な動物達が、木の株に集まり遊んでいます。立体版の鳥獣擬画といったところでしょうか。
その後、喜多方ラーメンを食べ、市内に約4,200あるという蔵を見学しました。 すがい食堂では厚切りのチャーシューと濃い目のスープが美味しい醤油ラーメンをいただき、甲斐本家座敷蔵や大和川酒造(Fig. 2)では住居や日本酒の醸造など様々な用途に使用される蔵を見学しました。 郊外には会津大仏の別名で知られる阿弥陀如来(願成寺)や、薬師如来(中善寺)など重要文化財に指定される程の仏像があるそうです。次回訪問の折にはぜひとも訪ねてみたいものです。 木之本漆器店 喜多方市字天満前8859 |