春日井温泉と「柳と

 温泉と蛙のオブジェを見るため、2008年2月に愛知県春日井市を訪ねました。

春日井温泉
Fig. 1  春日井温泉

 名古屋駅から中央本線に乗り、春日井駅で下車。駅前北口ロータリーから北西方面へ延びる中央通りを進むと、10分ほどで春日井温泉に到着しました。

 入湯料400円を払い中に入ると、雰囲気はまるで町の銭湯。午前中から地元の人たちで賑わっています。大小様々なお風呂があり、その数はおよそ10個あまり。なかでも鯉が泳ぐ滝付きの池が見える露天風呂と、薬膳の湯がオススメ。ちなみに温泉のお湯を使用しているのは1つだけです。

フォリー「柳と蛙」
Fig. 2 フォリー「柳と蛙」
 温泉で体を癒したのち、さらに中央通りを進みます。駅から歩くこと30分ほどで、生地川と八田川の合流地点に到達。ここにはその形状から三又公園と呼ばれる広場が整備されています。

 「ふれあい広場」の一角に、フォリー「柳と蛙」がありました。高さは約5 m、全長約15 m ほどもある巨大なオブジェ。フォリー(folly)とは、「公園に置かれる巨大で、無意味なあるいは空想的な建築」という意味だそうです。

 タイトル通り、カエルが柳の葉に飛びつこうとする様を表したもの。春日井出身の平安時代の能書家・小野道風のエピソードにちなんで造られています。

 リアルなカエル達と大きくデフォルメされた柳が対照的なこのフォリーは上に登って遊ぶことも可能。私もつかの間少年時代に戻って楽しみました。最上部の網を渡るときは結構スリルがありました!

「柳と蛙」全景
 跳躍する蛙
- 「柳と蛙」全景 -
- 跳躍する蛙 -

春日井温泉 春日井市乙輪町2-66、0568-82-5722
三又公園(ふれあい広場) 春日井市東野町西1付近


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