蛙の手水舎@御劔神社

 2020年5月上旬に大阪府柏原市を訪れました。JR関西本線、近鉄道明寺線柏原駅近くの神社で出会った蛙の手水舎を紹介します。

口から水を出す蛙
Fig. 1 口から水を出す蛙
▼ 歴史を感じる街並みを歩く

 天王寺駅からJR関西本線各駅停車に乗り、約15分で柏原駅(Fig. 4)に到着。自治体、駅ともに読み方は「かしわら」で、奈良県の橿原(かしはら)と区別できます。

 西口に設けられた小さなロータリーを左側に見ながら1つ目の信号を右折、さらに樫原(かしわら)小学校の角を左折すると、国道25号線(奈良街道)に出ます。両側には歴史を感じる寿司屋や寝具屋などの商店が点在し、かつての賑わいを思い起こさせてくれます。

手水舎@御劔神社
Fig. 2 手水舎@御劔神社
▼ びっくりしたような表情

 本郷南の信号を左折して約50 m歩き、右側にある石製の鳥居(Fig. 3)をくぐると御劔(みつるぎ)神社の境内。左側にある手水舎(Fig. 2)で、口から水を出す蛙(Fig. 1)に出会いました。

 信楽焼の蛙を思わせる赤褐色の色彩が施されていますが、実はコンクリート製で石製の手水鉢に据え付けられています。びっくりしたような表情で大きく見開いた目が印象的でした。

 古くから大阪と奈良を結ぶ街道の要所として栄え、近年ではブドウ栽培とワイン造りの街として知られる柏原を訪れた際に、蛙の手水舎がある御劔神社にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

鳥居@御劔神社
柏原駅
Fig. 3 鳥居@御劔神社
Fig. 4 柏原駅

御劔神社 大阪府柏原市本郷2-5-6


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