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2018年3月上旬に、川崎市幸区を訪れました。日蓮宗の寺院で出会った、蛙付きの灰皿を紹介します。
東京駅からJR横須賀線に乗り、約25分で新川崎駅に到着。ホームの西側には多数の留置線が敷かれ、機関車や貨車が停車しています。 かつて新鶴見操車場として建設され、首都圏の貨物輸送に大きく貢献しました。輸送の主体がトラックや飛行機に移った現在は規模を縮小し、信号場と機関区が残るのみです。
高架の改札を出て西側の階段を下り、飲食店が建ち並ぶ鹿島田商店街を約50 m進むと、左側に石畳が敷かれた参道と木製の山門(Fig. 4)が見えます。境内は、正面に本堂(Fig. 3)、右側に手水舎、左側に墓地があり、手水舎の手前に石製の灰皿(Fig. 2)が置かれていました。 高さ約80 cm×幅約30 cm×奥行き約30 cmで、上部に蛙(Fig. 1)が座っています。蛙と灰皿は分かれており、蛙を触るとグラグラと揺れます。 路上喫煙が厳しく規制される昨今ですが、せめて蛙だけでも長く残して欲しいものです。
浄蓮寺 川崎市幸区鹿島田1-7-5 |